消防学校 救助訓練 座席懸垂降下実施要領
消防学校や救助訓練で座席懸垂で降下するときの呼称の例をあげます。
座席懸垂降下実施要領
現場に到着
「到着」
「自己確保ロープ結着」
座席腰部にカラビナを取り付ける
「カラビナよし」
「安全環よし」
自己確保ロープの緊張状況を確認し,
「自己確保ロープよし」
「装備点検」
「保安帽よし」
「皮手よし」
「座席よし」
「全部よし」
「●●学生」や「●●←名前」
※教官や隊長が
「●●学生,環掛け」
「環掛け」・・・復唱する
支持点を確認し
「係留点よし」
ロープの状況を確認し
「ロープよし」
懸垂ロープに環掛けし
「カラビナよし,安全環よし」
座席のカラビナに取り付け
「カラビナよし,安全環掛けよし」
ブレーキ体制をとる
※教官や隊長が
学生や隊員のブレーキ体制を確認後
「自己確保ロープ離脱」
学生や隊員が自己確保ロープを離脱し
「降下準備」
開口部から降下体制をとり
「●●学生,降下準備よし」
※教官や隊長が
「降下」
降下しながら
「1,2・・・1,2・・・」
と呼称しながら降下する
着地約1メートル手前で
「停止」
着地点の安全を確認し
「降下」
着地したら
「到着」
懸垂ロープを抜き,ロープのよれを解く
「●●学生,降下終わり」
指差し確認して
「ロープよし」
上記の呼称は最低限言うべき事項と私は考えます。
各消防学校や消防本部によって多少の違いがあると思います。
必要だと思った事項は呼称してください。
安全管理にやり過ぎはありません。