消防士に質問 消防署と消防団のマークの違いって?

2019年6月14日

質問

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みなさんは,消防車が消防署の車両か消防団の車両か見分けがつきますか?

見分けがつく人はさすがです。

もし,マークについて説明できれば立派な消防マニアです!

一見すると,団も署も消防車ですので違いはありません。

違いと言えば,車両の横に各消防団や消防本部の名称が入ってます。

これ以外に団の車両と署の車両を区別する目印は無いのでしょうか?

実はあるんです!   

それは車の一番前に付いているマークです。

消防署と消防団のマークの違いって?


 このマークは,消防職員の制帽の徽章(きしょう)をはじめ,階級章やボタンの中に消防章として取り入れられています。
 
 総務省消防庁が定めた「消防吏員服制準則」には、徽章は「銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱くようにする」とされ,また,冬服上衣のボタンや階級章などにも,消防章を取り入れるように定められています。

 昭和231948)年3月7日に,消防が警察機構から分離して自治体消防制度が発足した後の昭和251950)年に国の「消防吏員服制準則」が定められました。

 東京では、昭和241949)年3月,「東京消防庁消防吏員服制」が制定され、同年4月1日から施行されました。

 消防章という文字や消防章の型が初めて使われたのは,この東京消防庁消防吏員服制によるものです。

 それからしばらくの間は,消防章という名や形はあるものの,正規の規格や制定理由などは何も示されていませんでした。

 それがはっきりと決められたのは,昭和261951)年10月に告示された「東京消防庁の使用する消防章」によってでした。

 消防署のマーク

 「消防章の図案」は、雪の結晶の拡大図を基礎とし、これに日章を中心としてホース,管そう,それに筒先から放出する水柱を配したものです。

 雪の結晶は,水,団結及び純潔を意味し,消防職員の性状を表しています。

 水管,管そう,そして水柱は,消防の任務を完遂する機械と水を表し,日章は消防のありかた,すなわち,市民の太陽でありたいという願いを表しています。


 消防団のマーク

「消防団章の図案」は,桜の花を使用しています。
これは,桜の花が日本の象徴であり,郷土愛護の精神を表したものであるとともに,桜の花のように潔しと言う心意気を表したものであると言われています。
花の中央にあるY形章は,消防団が警察機構に組み込まれる以前,消防組と呼ばれた時代の記章と言われており,その形は江戸時代、町火消しが標とした纏を上方から見た形,また,町火消しが破壊器具として用いた刺股の形などを図案化したものと言われています。