救急救命士と消防学校と採用について

2019年6月16日

救急 消防学校

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救急救命士と消防学校について簡単にまとめました。 

救急救命士


救急救命士とは,国家資格です。

この資格があると心肺停止状態の傷病者に対して,医師の指示の下に器具を使用した気道確保・輸液等を行うことができます。
  
 救急救命士になって働きたいと思うならば,各消防本部で行われている消防職員の採用試験に合格する必要があります。
   
 消防隊員も救助隊員も救急隊員も,みんな消防職員です。
  

消防学校


消防学校は,消防職員の採用試験に合格して,消防士として拝命された者が消防の基礎を学ぶ学校です。

基本は都道府県単位で,政令指定都市で独自に消防学校を設置している都市もあります。

ちなみに消防学校で入学試験を行うわけではありません。

最近は救急救命士の資格を取得してから入ってくる新人も増えてきました。

日本全国の救急隊に常時最低1名救命士を乗車させることを目的に取り組んでいますが,地方ではまだまだ救命士が足りない状態で,場合によっては救命士不在の救急隊もあるのが現状です。

地域によっては,救急救命士の枠で募集を行っている消防本部もあれば,特に採用に影響しない消防本部もあります。

また採用されてからも救急救命士を持ってるから必ず救急隊と言うわけではなく,消防本部によっては日勤をする場合もありますし,消防隊になる場合もあります。

救急救命士の資格を持っている人は,半年間の初任科は行っても,その後の救急科に行かない消防本部が多いです。

気になる人は,自分が働きたい消防本部に問い合わせてみてください。