消防士の勤務形態

2021年7月25日

消防士になる

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 消防士の勤務形態は、交替勤務と毎日勤務に分けられます。

 

 交替勤務とは、24時間働いて、24時間休みで、日を隔てて勤務することから隔日勤務と呼ばれることもあります。

 

 毎日勤務とは、平日の8:30~17時過ぎまで働き、土日は休みで、日勤と呼ばれています。 予防課の職員や管理職になると毎日勤務が多いです。

 

交替勤務(隔日勤務)

 多くの自治体では,交代勤務は朝8:30から翌日の8:30まで24時間勤務します。 2部制の自治体と、3部制の自治体があります。

 

2部制

 2部制とは、職員を2つのグループに分け、1係、2係で交互に勤務していきます。

 当務 ⇒ 非番 ⇒ 当務 ⇒ 非番を何回か繰り返し、週休が入ります。 

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当務 非番 当務 非番 週休 週休 当務

 

3部制

 3部制は3つのグループが交替で勤務をします。

 当務 ⇒ 非番 ⇒ 週休 ⇒ 当務 ⇒ 非番 ⇒ 週休を何回か繰り返し、一回日勤が入ります。 

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当務 非番 週休 当務 非番 週休 当務

 

毎日勤務

 毎日勤務は、平日8:30~17時過ぎまで働き、土日祝日は休みです。

 一般職の公務員と同じような勤務で、カレンダー通りの勤務です。

 本庁業務の職員や予防業務に就く職員、管理職の職員が主に日勤をしています。

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日勤 日勤 日勤 日勤 日勤 週休 週休

 

非番と週休の違い

 非番と週休、一見どちらも同じように思えるかもしれませんが、厳密に言えば非番と週休は違います。

 非番とは、24時間当務の勤務をした後、当務明けの日になります。

 何もなければ、朝8:30頃に仕事が終わり、次の日の8:30までは自由になります。

 しかし事務仕事が残っていたり、訓練があったりすると、昼過ぎまで仕事になるようなこともあります。

 また、家に帰ってからも火災等の災害で呼び出し招集がかれば、出勤することもあります。 非常時に備えるため、管轄外に出かけるときには申請が必要であったり、飲酒の制限があったりと自治体により様々な制約があります。

 週休とは公休のことで、毎日勤務で言う土日の仕事が休みの日です。

 非番と違い、週休は正式に認められた休みの日であるため、基本的に完全に自由ですが大規模な災害が発生すると呼び出し招集されることもあります。