消防士の階級と給料

2019年5月10日

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消防士の階級と給料 




 消防士の階級は主に10段階に分かれています。それぞれが所属している組織の規模や、その組織での役職等で階級が決まります。
 そのため、所属している組織が違えば、組織内での役職が同じでも消防士としての階級が異なることがあります。

消防吏員とは?

 消防吏員とは、消防本部に勤務する消防職員のうち、階級を有して消火・救急・救助などの業務を遂行する職員のことです。つまり一般的に消防士と呼ばれる人達の正式な名称です。

※推定給与月額は東京消防庁の給与表を参考にしています。
 参考資料:東京都職員給料表(平成31年4月1日適用)
※給与月額は給与表の額の他に様々な手当が加算されます。また,各消防本部の規定や年齢によって違いがあるため幅をもたせています。

消防員(階級ではない)

消防学校に入校中の条件付き採用の職員のこと。
消防本部によって呼び方が違います。

消防士

推定給与月額 190,000300,000

消防副士長

推定給与月額 210,000400,000

消防士長

推定給与月額 220,000400,000

消防司令補

東京消防庁の主任
政令指定都市消防本部の係長、主査、主任クラス
推定給与月額 240,000450,000

消防司令

東京消防庁の課長補佐、係長、出張所長クラス
政令指定都市消防本部の副署長、係長、所長クラス
推定給与月額 260,000480,000

消防司令長

東京消防庁の方面本部副長、課長、室長、装備工場長、航空体長等
政令指定都市消防本部の署長、課長、隊長クラス
中核市消防本部の課長、課長補佐、消防訓練センター所長等
推定給与月額 280,000510,000

消防監

東京消防庁の参事、署長、消防学校副校長
政令指定都市消防本部の部長、参事、署長、課長クラス
中核市消防本部の次長クラス
推定給与月額 310,000550,000

消防正監

東京消防庁の消防学校長、消防化学研究所長、部長
政令指定都市の消防本部の理事、次長、部長クラス
中核市の消防本部の消防長
推定給与月額 350,000570,000

消防司監

東京消防庁の次長・部長クラス
政令指定都市の消防長(消防局長)
推定給与月額 490,000650,000

消防総監

東京消防庁の長であり、階級をあらわすと同時に職名としても使われている。
推定給与月額 700,0001,250,000

階級章